先物取引ってなに？

• 投資家にとって投資するものというのは無数にあります。
  初心者にとっても身近なものとしては株式投資などが有名です。株式投資が難しいという人にとっては投資信託などの投資商品も取り扱い安く人気があります。これらの投資商品は資産が目減りするというリスクもありますが、投資した金額以上の損失を出してしまうということが無いという点では初心者向けの仕組みであるということが出来るでしょう。

  しかしそのような比較的安全な運用を行う投資では大きな利益を上げるには大きな資金が必要となります。
  そのため近年では投資家の少ない資金でより大きな成果を出すことができる仕組みが生まれてきています。それは株式における信用取引であったり、外国為替における証拠金取引等が該当します。
  この様な投資商品の場合には売りから入るなど投資家の先読みに合わせた柔軟な対応が出来るようになっている点で魅力があります。

  先物取引というのはその様なリスクの高い商品としては代表的なものの一つです。
  証拠金取引の仲間ですので比較的少ない資金で極めて大きな取引が出来ます。
  そのため大きな利益が得られやすい半面、大きな損失も起こしやすいのが現実です。具体的には投資に使用した金額以上の損失を出すことも珍しくなく、その様な場合には大きな借金を背負うことになります。
  そのため先物取引は相応に経験を積んでからでないと手を出すことが推奨されない投資商品であると言えるでしょう。